病名略語でレセプトチェックしよう

高齢者の点滴外来、保険適応生活保護で患者数アップ

医療事務の視点から点滴外来について考えていました。

点滴外来は聞きなれない言葉ですが、実費診療で行っている病院があったりします。
高濃度のビタミン剤などを点滴して美白・保湿・アトピー改善・ニキビ改善・肝斑改善・ダイエット・若返り目的だったり、
ガンの代替治療法としての高濃度ビタミンC点滴療法という点滴もあります。
ですが、どちらも保険診療ではありません。しかも高額です。

点滴外来はどんなことをするのか?

病院やクリニックの点滴では、保険証を使って
水分(ラクテックやソルデム)ビタミン(ビタメジン)、抗不安(セルシン)を点滴するわけです。
1〜2時間点滴してもらってゆっくりしたら、家に歩いて帰ります。

後期高齢者であれば1割で一回210円程度、生活保護受給者は無料です。
一回210円ぐらいだと、整骨院へいくのと同じぐらいの金額ですね。

実際、点滴をすると元気になる高齢者達

私は総合病院の医療事務として働いてきたので、小さな病院の点滴外来を見るのは初めてでした。

ですが、夫婦で来院する方は、お互い元気になったねと実感しているし、
口コミで数人に広がって、高齢者の方々が次々元気になる姿は見ることが出来ました。

おそらく、生活能力が衰えてきて自分で食べられない飲めない高齢者が、
点滴による水分やビタミン補給で元気になると言う感じでしょうか。
高齢者の方は毎日朝に来ます。夜に失った水分を朝点滴で補給するイメージかもしれません。

さらに高齢になると毎日やることがなく、夫婦でも奥さんは買い物に掃除にとやることはあると思いますが、旦那は毎日家でやることもなく動くこともしない。
毎日起きて寝ての繰り返しで運動不足にもなる。

そういうことで、この毎日病院へ歩いていくことが運動になり、
生活能力が落ちて食べたり飲んだり出来ない部分を点滴で補給し元気になるんだなと思います。

ここで生活習慣を調節しないと点滴をしないと生きていけなくなるわけですが。 (さすがに毎日の点滴は夏だけにしてもらいたい)

経営運営が厳しい病院は病院を老人の憩いの場にすればいい

私が働く病院は、都会にありますが、周りにはなにもありません。
ゲートボール場もないし、整骨院とかもないし、高齢者の方がすることがないのはわかる。
都会に住む高齢者は毎日やることがない。

よく看護師や薬剤師も医師もしかり、
「病院は老人の憩いの場ではない」、 「点滴は意味が無い」という人が居る。
でも医療事務の視点から考えれば、診療報酬に書いてある医療行為で治療効果を生むのであれば保険適応でしょう。
その後は、労災や事故と同じ考え方で、治癒(症状固定)あたりでその千日手のような医療行為を止めればいいと思う。
毎日患者を診れたほうが変化に気付きやすい。
毎日来院って言うのはなんらかの前兆を抱えているケースもある。 病気の予防にもなる。まあなにかあれば検査をするわけです。

患者がいて、保険証を使ってお金を払っている患者がいて病院が成り立つ。
よく病院は地域のためというが、それはお金のためを言い換えていっているだけです。
病院で働いてしまうと、お金と医療行為を結べない人が多い。

生活保護であっても患者がいないと病院は成り立たない。
高給な医師、大人数の看護師も病院にとっては必要だし、文句ばっかりたれる無能な職員の給料も払わないといけない。
患者は多い方が、診療点数は多い方が病院にとっては絶対にいいに決まっている。
病院は倒産できない。本当に地域の医療を支えているわけですから。

点滴外来なんて単なるおまけです。

毎日点滴の対策は、医師以外の資格者の再診料を作ればいい

病院を憩いの広場にするには、医師以外の資格者が再診料を算定出来るようになればいいと思う。
そうすれば、
理学療法士だったり、栄養管理士だったり看護婦だったり社会福祉士だったり
有資格者が余った時間を利用して患者に接するだけで、
相談にのってあげるだけで再診料が算定できるようになれば、

医者が見ないといけない再診料を減らす、なくすことが出来るんじゃないかと思います。
孤独な高齢者にとって必要なのは、憩いの場と運動と話し相手です。
点滴だって、点滴は必要なくて飲む食べる方法をゆっくり説明してあげる人がいればいいんです。
病院の待合にウォーターサーバー置くだけでもいい。

需要があれば供給するのが経済だと思います
医者はただ需要があるので供給しているだけなのが現状だと医療事務の私は思ってます。