病名略語でレセプトチェックしよう

初診を算定して売上アップ、増やし方

初診を算定するのはどれぐらいの日が経過してから?
初診を算定する回数を上げるだけで売上アップ。
初診か再診か算定を迷う時は大抵、病名と止めて初診で取り直すときです。

診療点数早見表には同一疾病の初診の例が記載されています。

喘息、慢性胃腸炎、トラホーム(伝染性結膜炎)などで給付を受けていたものが症状軽快のために
保険医に無届のまま自ら療養を中止した後、増悪し、来診ある場合は全治していないものとして
前と継続せる同一疾病と取り扱うべきものであるが、
医療を中止したる場合において社会通念上治癒しているものと認め得る場合にあるときは、
後の疾病は別個の疾病として取り扱ってよい。

●短い期間であれば、患者の自己判断、都合により受診をやめても同一疾病と取り扱うので再診で算定する。
●医療を治癒によって診察が停止した場合、同じ病気でも次の疾病は別の疾病ととりあつかう。

社会通念上の治癒とは、
療養中止後相当期間継続して業務に服し治癒したと認め得られる状態にあるか否かによって
決すべきで何日間を以って相当期間となすべきかは各個々の場合によって決定すべきものである。

●治療が医師の判断で終わっていないにしろ、何日で治癒と判断すべきかは、個々の場合で決定できる。

喘息、てんかんなど再三の発作を繰り返す疾病において短期間の診察で軽快し、継続して治療は要せず、
その間労務及び日常生活にも支障がない場合は一発作期間を一疾病として取り扱う。
上記の要点は、これらの疾病において時々発作を起こす場合、短期間の診療によって軽快し継続して治療を要せず
その間労務及び日常生活などに支障がないときは、一発作期間をもって一疾病としてそのつど初診として取り扱う。

●書かれているとおり、発作があればそのつど初診を算定。

のように書かれています。

初診の算定例から算定回数を増やして売り上げアップにつなげる

病院や人によっても様々な初診の算定するタイミングですが、私の実行している経験からすると、

・風邪のようなすぐ自然治癒する病気ならば、同月でも病名を中止にして初診を算定可能。
・特に小児科はすぐ治癒し、また罹る病気が多い。
・投薬切れ、自己判断で約6ヶ月来院しない後の診察で初診(特定療養費を取らないだけでもサービスになる)
・前回受診後継続ではないが、その後別疾患で紹介状を持ってきた場合

などは初診を算定するべきです。

総合病院であれば特定療養費を強引な初診算定で取るにはちょっと患者が可愛そうです。
病院は患者に来てもらってなんぼですから、
私は強引な初診算定をする場合、特定療養費は取らないが正解だと思います。

同一疾病の初診を見越した上でのミスの例

・他院で健診をやったデータ持参の場合、初診は健診にて算定として再診を算定
  >初診時にMRIやCT持参、診断ならばコンピューター画像診断忘れずにね。初診再診時には持ち込みXPも。
・とっくに治っている風邪の病名を残したまま新たな主訴で再診を算定
・昔の病名がついていて、前回受診がかなり前なのに、病名がついているからといって再診を算定
・交通事故、労災など他保険のからみ(わざと細かく書かない)

初診料と再診料の差と包括にならない部分の金額が増加

初診料と再診料は、総合病院などでは2700円と700円と大きな差があるため、
初診料を取る比率を上げるだけでも病院の収入に繋がります。
再診料には検査の包括があるため、2000円以上の差が出るというのはいうまでもありません。

初診の算定率を上げるという、簡単なことでも収入アップになります。
正しいと思うか思わないかは、病院の考え方によります。

もちろん売上を上げなくても現状維持でいいと思っている病院もあります。
病院は企業と違いますからね。
小さな病院やクリニックは初診時に尿検査もしてしまいましょう。