病名略語でレセプトチェックしよう

成果が出ない出さない出せない医療事務の存在価値はあるのか?

最近の医療事務、病院事務は病院とはどういう組織なのかを知らない人が多いので、そのことについて少し記載します。
病院にとって一番必要な存在は、国家資格を持つ人です。

一番大事なのが医者です

医者がいなければ医療行為の全てが行えません。
病院の設立、運営すらできません。
医者は全ての医療行為を行うことができます。
ですが、全ての医療行為を一人ですれば、どう頑張っても1日に患者10人ぐらいしか診れないです。
後期研修以降の医療行為ができる常勤医(9時5時でフルタイムで働く医者)を雇うには、 年間2200万円以上必要ですから、その患者数では給料すらままなりません。

次に大事なのが看護師です

医師の指示の元、医療行為ができるのですが、 医療行為というのは本当に幅広いです。
外来では患者の問診から血圧を計ったり注射をしたり、採血したり、 入院ではお薬の準備をしたり、体位を変換したり、 患者の状態を把握するためには勉強もしておかなくてはなりません。
医者が不可能な仕事をすべて指示を受けて代わりにやってあげるのです。

国家資格を持つ、放射線技師、検査技師、リハビリテーション

放射線技師、検査技師、リハビリテーションは別にいなくても病院はやっていけます。
現にクリニックには看護師と医者しかいません。
様々な国家資格を持つ職員が働くことで、病院にとっての魅力が出てくるのです。

(医療行為の全ては医者もできます。ですが下記をいちいち医者がやっていれば採算がとれません。)

放射線技師がいればレントゲンやCT、MRIが撮れます。
その間に医者は患者を診察できます。

検査技師がいれば、採血データやいろいろな検査をお願いできます。
その間に医者は患者を診察できます。

リハビリ療法士がいればリハビリをやってもらえます。
リハビリは1単位20分です。大抵200点ぐらい(2000円)の算定ができますが、 これを医者がやるには採算が合いませんよね。

そうして、医者の補助を行い、特殊性を出しつつ、採算性を高めていきます。

必要がないから給料が低いのに重要なのが医療事務

上記の医療行為は、診療報酬点数表により、点数化して保険と患者に対して請求します。
この医療費を請求するために必要なレセプト(医療報酬の明細書)を作るのが医療事務の仕事です。

毎日の大変な業務量の中、医者などはいちいちレセプトに口を出しません。
病院というのは非常に恵まれた金額を請求することができます。
よく病院の赤字などがテレビなどで放送されていますが、私顔もうに本当の赤字の原因は経営を担当する人もそうですが、医療事務の怠慢も原因の一つだと考えます。

成果が出ない出さない出せない医療事務の存在価値は?

医療事務は病院の行った医療行為をお金に変える部署です。 無資格でもできます。私自身無資格で医療事務の請求を行っています。

請求を担う事務員は誰よりも病院の収入にとって詳しい必要があります。
ですから、医療事務というのは、病院の請求をするだけでなく、医師や病院運営者に対して意見する人材でなければなりません。
医療の請求書はややこしいので、医師や運営者はいちいちそれをチェックすることができません。
チェックすることができないからこそ、病院の中で一番ミスが多発する場所でもあります。

なぜならば、無資格だから、頭が悪くても、素行が悪くても、嘘つきでもできるからです。
国家資格などの一定以上の知能を持つ必要がないため、いろいろな技量と性格の人が集まるいわば人種のるつぼ状態になっています。

成果がでない

毎日の大変な業務量の中、成果が出ないのであれば、成果がでない原因を探るべきでしょう。
医者の負担が多く患者数をさばけないだとか、患者数が少ないだとか。
患者数が少なければ、企業健診を増強したり、往診を導入したり、無料バスを出したり手だてはあるでしょう。

成果を出さない

成果を出さない医療事務は解雇の対象でしょう。
忙しいのが嫌で仕事から逃げる医療事務。事務の能力不足のせいで資格者の仕事量が減る。
そのため病院の減収につながり赤字になることもあります。

成果を出せない

能力不足で成果を出せない事務員は解雇の対象でしょう。
点数の算定の仕方を知らないだとか、知らないうちに請求を漏れて減収につながるだとか、 事務員の人数不足が明らかなのも成果を出せない理由の一つです。

病院の運営は非常に多額の資金が必要です。
私は今、赤字病院を黒字にするために奮闘していますが、 一番の理由は事務員の能力不足であることが結論づけられました。
事務が能力不足なのをいいことに、いろいろな部署が楽をしていたのです。
事務の仕事量が増えれば全体的に業務量が格段に上がりました。ほかの部署は別に仕事をやることが嫌ではなく、仕事がないからやらなかっただけだったのです。

病院運営をしている方や医師のかたは一度事務員と向き合ってみるのをおすすめします。
ただ現状にすがりついているだけかもしれませんよ。
外部機関などで監査するのもおすすめです。ただ外部監査は高いのがネックです。
自社でまかないたいところです。

逃げる癖がついた事務員にチェックが可能なのか、できれば昔からやってるというところですが。