病名略語でレセプトチェックしよう

消化器内視鏡手術の略語と算定ルール。2回目は算定できる?ERCP,ERBD,PTCD,EST,ESD,ENBD,ENDGB

ERCP:内視鏡的逆行性胆膵管造影法( Endoscopic retrograde cholangiopancreatography)

胆管の十二指腸への出口である十二指腸乳頭へと造影チューブ(細い排出する管:カニューラ)を挿入していき、そこで内視鏡の先端から造影剤を注入して、胆管をX線撮影する検査です。
[GIF+膵胆管造影600点]

ERBD:内視鏡的逆行性胆管ドレナージ法(Endoscopic retrograde biliary drainage)

胆管の十二指腸への出口である十二指腸乳頭へと内視鏡を用いてドレナージチューブを挿入していき、胆汁の流れを維持する方法です。

PTCD:経皮経肝胆管ドレナージ(percutaneous transhepatic cholangio drainage)

拡張した胆管に体外から針を刺して閉塞性黄疸のある場合に減黄(黄疸を改善する処置)を行う

EST:内視鏡的乳頭括約筋切開術(Endoscopic Sphincterotomy) 一度の入院に一回

内視鏡を十二指腸まで挿入し、胆管の出口にあたる乳頭部にEST用ナイフを挿入し、高周波を用いて切開し、ひろげる方法で胆汁が流れ出るようにします。
[11270点 乳頭括約筋切開のみのもの]
[24550点 胆道砕石術を伴うもの]
[一度の入院に1回]
バルーン内視鏡を使えば+3500点
乳頭切開を行った後、経乳頭的に電気水圧衝撃波、超音波あmたは砕石用環指などにより結石を砕いて バスケットワイヤーで摘出した場合は2で算定する。
砕石をせず乳頭切開術のみは1により算定する。

内視鏡的胆道結石除去術

11920点 胆道砕石術を伴うもの
8320点 その他のもの
バルーン内視鏡を使えば+3500点
1入院につき1回に限り
短期間、または同一入院期間中に内視鏡切開術と、内視鏡胆道除去術を併せて行った場合は主たるもののみ算定。

ESD:内視鏡的粘膜下剥離術 早期粘膜腫瘍大腸粘膜下層剥離

EMR 内視鏡的粘膜切除術

早期悪性腫瘍粘膜切除術かどうか

ENBD:内視鏡的経鼻(けいび)胆管ドレナージ(Endoscopic nasobiliary drainage)

ドレナージチューブ(細い排出用の管)を用いて胆汁を鼻から体外に出す方法です。
[K682-3 10800点 手術に伴う画像検査算定できない]
[初回の実施に限り算定し、2回目以降のドレナージはJ002ドレーン法(ドレナージ)により算定する]
一回目を切開術なら、2回目胆管ドレナージがOKのようです?

内視鏡的胆道ステント留置術 ENDGB 胆管

内視鏡的胆道結石除去術

11920点 胆道砕石術を伴うもの
8320点 その他のもの
1入院につき1回に限り

短期間、または同一入院期間中に内視鏡切開術と、内視鏡胆道結石除去術を併せて行った場合は主たるもののみ算定。
(例えば、遺残有り 再手術は認められないとし ERCPのみ 材料算定 必要理由詳記記載 でいっている)

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