病名略語でレセプトチェックしよう

腹痛で腹部レントゲン

腹痛時の腹部レントゲン(腹部XP)は、AAA(腹部大動脈瘤)の解離や破裂の疑い。
腹腔に出血や腹水が発生すると、腸腰筋が写らなくなるので診断のポイントになる。

だが医事課としては請求金額を増やしたいから以下のように病名を入れたい

医療事務としては、
腹痛で腹部レントゲンならば、
尿路結石や胆のう結石の疑い、イレウスの疑いとつけ、
採血で外来セット(CRPを含んだ)をしていれば急性虫垂炎など、

腹部CTをしたときに
腹部大動脈瘤の疑いとつけたい。
でないと、腹部レントゲンだけでなんでも片付けられると請求金額が下がってしまう。

腹部大動脈瘤の破裂の種類

ラプチャーとある場合は穿孔。腹痛で死亡する確率が高いAAA。
オープン・ラプチャー=動脈瘤前壁が破裂し腹腔内に出血。
クローズド・ラプチャー=動脈瘤壁から後腹膜腔内に出血し、一旦圧迫されて血が止まっている。
コンテインド・ラプチャー=破裂の後に血腫が固まり破裂部が閉塞された。

急患でルートキープする理由

救急搬送時のラクテックやソルデムルートキープは、
治療の流れで必要な薬剤を必要な時で速やかに投与すること。
治療目的で点滴するのは高齢者などの脱水や経口摂取できない場合。

てっきり患者を安静にして逃がさないようにするためだと思ってました。
それも必要かもしれないけど。

腹痛でよくある病名が急性腸炎

急性腸炎、輸液抗生剤(セフメタゾール)は効能には無いが効果があるので使っている病院がほとんど。
ブスコパン=腸の動きを緩やかにする。
プリンペラン=腸の動きを活発にする。

腹部単純とKUBは撮影場所が違う

KUB(kidney 腎臓,ureter 尿管,bladder 膀胱)は腹部よりちょっと下。
KUBをつけた場合のほうが、腎結石の疑い、尿管結石の疑い、膀胱結石の疑いをつけやすいというもの。