病名略語でレセプトチェックしよう

膀胱腫瘍で膀胱悪性腫瘍手術が算定できる理由

K803 膀胱悪性腫瘍手術
1切除 34150点
2全摘(腸管等を利用して尿路変更を行わないもの)66890点
3全摘(尿管S状結腸吻合を利用して尿路変更を行うもの)80160点
4全摘(開腸又は結腸導管を利用して尿路変更を行うもの)107800点
5全摘(代用膀胱を利用して尿路変更を行うもの)110600点
6経尿道的手術
 イ電解質溶液利用のもの12300点
 ロその他のもの10400点

手術術式の完全解読によると、

なお、膀胱がん(膀胱悪性腫瘍はほとんどが乳頭腫の形をとり、癌と言わずに膀胱腫瘍と称されることが多い。
良性なのか悪性腫瘍としてよいのかが問題になることがあるが、 悪性度は病理標本でGrade0からGrade3に分けられる。
Grade0は良性とされ、これをはっきり表現するなら良性乳頭腫となる。
Grade0と判定されることは少なく、一般的に膀胱腫瘍と記載されたら悪性の癌として取り扱ってよいであろう。

と記載が有る。

さらに、

膀胱全摘術の項目では、
進行した膀胱がんでは膀胱全摘除術が行われると記載がある。

つまり、膀胱全摘術は算定できない。
膀胱腫瘍でも(病理結果が癌でなくても)切除と経尿道的手術は算定できるという解釈となる。

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