病名略語でレセプトチェックしよう

運動器リハビリの1単位の時間、上限、対象疾患

運動器リハビリ対象疾患

上・下肢の複合損傷、脊椎損傷による四肢麻痺その他の急性発症した運動器疾患又はその手術後の患者
急性発症した運動器疾患又はその手術後の患者とは、上・下肢の複合損傷(骨、筋・腱・靭帯、神経、血管のうち 3 種類以上の複合損傷)、脊椎損傷による四肢麻痺(1 肢以上)、体幹・上・下肢の外傷・骨折、切断・離断(義肢)、運動器の悪性腫瘍等のものをいう。
関節の変性疾患、関節の炎症性疾患その他の慢性の運動器疾患により、一定程度以上の運動機能の低下及び日常生活能力の低下を来たしている患者。
慢性の運動器疾患により、一定程度以上の運動機能の低下及び日常生活能力の低下を来たしている患者とは、関節の変性疾患、関節の炎症性疾患、熱傷瘢痕による関節拘縮、運動器不安定症等のものをいう。

運動リハの施設基準はどっち?

私が働く病院ならば運動リハ2で170点、150日が限度。

1日上限単位数

リハビリテーション患者1人につき1日合計6単位、(別に厚生労働大臣が定める疾患は9単位)

1単位の時間

所定単位は「20分1単位」で、1単位ごとの点数が設定(20分未満は基本診療料に含まれる)されています。

リハビリテーション算定日数の開始日は発症日か開始日か?

心大血管疾患リハビリテーション、呼吸器リハビリテーションについては治療日開始日から。
脳血管疾患等リハビリテーション料、運動器リハビリテーション料は、発症・手術・急性増悪から。

リハビリの病名リセットで起算日を変えれる

たとえば膝関節症の方で、転倒による打撲のため急性増悪。
転倒した日(発症日)を記載、運動器リハ対象病名は「転倒による膝関節症の急性増悪」に変更。
起算日のリセットや、標準算定日越えは病状詳記などで対応必要。

リハビリテーションの算定日数制限の除外対象

算定日数制限の除外対象となる疾患は、以下のように定められています。
失語症・失認及び失行症
高次脳機能障害
重度の頸髄損傷
頭部外傷または多部位外傷
回復期リハビリテーション病棟入院料を算定する患者
難病患者リハビリテーション料に規定する疾患
障害児(者)リハビリテーション料に規定する患者
そのうち高次脳機能障害については、「高次脳機能障害の診断基準」によることとされています。
その他については、関係学会等の診断基準に基づく医学的判断によるものとされているようです。