病名略語でレセプトチェックしよう

肘の装具、採寸の義肢装具採寸の算定方法

他の装具の算定は出来るのに、テニス肘や肘関節炎の装具の算定がわからないという病院があります。
エルボー、テニス肘、肘関節炎の装具の算定方法を私自身の解釈を書いておきます。
テニスエルボーサポーター、エルボーバンドなどなど
これは間違っているかもしれないけど、現場ではしょうがない算定だと思われます。

参考:治療装具の採型について http://iryoujimu1.com/iryoujimukouza9-22.shtm

J129-3 義肢装具採寸法の質問を見てみた

Q:採寸等を必要としない既製品の装具については自費で買っていただいてますが、その場合でも治療装具の採型ギプスの点数を算定してしまってよいのでしょうか?

他院ではどうかわかりませんが、当院では、少なくともまったく採寸を要しない装具の場合は採型料はいただいておりません。
採寸に関しては、大腿周囲や上腕周囲などを測る必要がない場合や、金額的に小額なもの(シームレスサポーターなど)です。
算定してはいけない装具、という品目はどこにも記載されていないと思います。
ただし、医学的にその装具が必要なのかどうかを医師が判断して処方する場合のみに算定しています。
くどいようですが、医学的に治療用装具として役に立たないと判断されるものについては算定しないということです。

●つまり

つまり、役に立たないのに患者の希望でだす場合は、保険診療外なので医師が説明して実費で算定し、 そうでない場合、医学的に必要であるのは明白なので、採寸を算定していいと思われます。

しかも、採寸を算定してはいけない装具に関しては記載されていない為、
一般的な装具であれば採寸を算定していいという事だと思います。

●患者の負担が少なく、医師の負担も少なく、病院の利益が一番高い妥協点が正解に近い

採寸を必要としない装具を自費で買っていただく場合だと、
サポーター代1200円かかるけど巻いていいですか?って医者が説明するのはおかしいし、
説明なしで、患者の了承がないまま1200円ふっかけるのはおかしい。
医学的に必要だから提供するわけだから、以上の解釈より、

正しくは、「義肢装具採寸 200点+装具代を払ってもらう」のが正しいと思われる。

ですから、
妥協として、義肢装具採寸 200点のみの算定が近いといえます。
(200点の中に材料費が入っているということ)

これは他の様々な装具にも当てはまった内容です。

明らかに装具が実費で原価何千円するものや、
義肢装具会社がいちいち来る高額な装具はもちろん実費で患者負担ですが、
そういう場合は、事前にちゃんと説明しています
この事前説明できない場合というのが、肘や腰、胸や首などの値段の高くない装具なんです。
(値段が高いと症状が重いが、軽いと値段も安く、治療拒否される可能性が上がり、治療拒否は医者が困る)

●肘は胸部とか腰部とかの固定帯と同じ考え方なんです

要は、 バストバンド、胸部固定帯だけで算定するし、>肋骨固定は肋骨固定術、鎖骨骨折は鎖骨固定術
サクロサポート、マックスベルトは腰部固定帯だけで算定するし、>腰椎圧迫骨折は、非観血的骨折固定術
ポリネック、頚椎カラーは頚椎固定帯で算定だし、

結論は肘も上記と考え方が同じということです。
170点〜200点が妥当な点数だといえるから。

安い装具に関しては、この法則が成り立つと思います

もちろん、外部の装具会社が病院に来院して、患者の採型・採寸は、
治療装具の採型なら700点 採寸なら200点の算定を算定します。