病名略語でレセプトチェックしよう

術後の抜糸や抜去の算定方法、プレートやスクリュー

手術をした後、外来で抜糸や抜去をすることがある場合の算定方法。
スクリュー=ネジ
プレート=ネジで固定する金属の板
ワイヤー=鋼線、銀線、金属棒

抜糸は、縫合した後の糸を抜くだけなので、創傷処置で算定。外来診療70点を算定しているならば包括されているので算定なし。
抜去とは、以前入院などで、プレートやスクリュー、ワイヤーを体内に留置している場合、それをとる場合の点数。
これが結構いろいろ解釈で算定できるのでご紹介。

金属固定抜去の算定例

●創傷処置 糸を抜く程度では外来診療料に含まれる
●創傷処理に準ずる 鋼線、銀線等で簡単に除去し得る場合。ワイヤーなど簡単な抜去
●骨内異物 プレート、スクリューなどの難しい抜去
●関節内異物 関節内手術の抜去

術後のバッキョでも点数が高いので逃せません。
いわば難しい手術をした病院のための、おまけ点数みたいなものです。
術後もこんなに高額な医療費を算定できますよと。
医者も大変なのでこれぐらい優遇しないといけないですよと。

挿入物を含むというのが、プレートなど手術で埋め込んだものを算定可能という解釈です。
指の特例は指一本づつ算定可能。

●K000創傷処理に順ずる、または小児K000-2

1創傷処理筋肉臓器に達するもの 5cm未満 1250点
2創傷処理筋肉臓器に達するもの 5cm〜10cm未満 1680点
3創傷処理筋肉臓器に達するもの 10cm以上 2000点

●K048骨内異物(挿入物を含む)除去術

1頭蓋、顔面(複数切開を要するもの)12100点
2その他頭蓋、顔面、肩甲骨、上腕、大腿 7870点
3前腕、下腿 5200点
4鎖骨、膝蓋骨、手、足、指、その他 「指の特例」3620点

●K065関節内異物(挿入物を含む)

1肩、股、膝 12430点
2胸鎖、肘、手、足 4600点
3肩鎖、指(手足)「指の特例」

私の算定例、間違ってるかも?

他院で手術でレントゲン、手術記載からで自分で見て判断。
有鉤骨骨折 手の掌の骨折でここらへんだとキルシュナ使ってたら関節内骨折で取れる。
骨内異物は簡単な抜釘は取ることができない。
抜釘だが、鎖骨などは骨内異物除去術 鎖骨 2900点でとる。
P470 三翼針、髄内針、ロッド かなり深いもの 鋼線はだめだよ。
Kワイヤー程度なら創傷処理に準ずるがいい 10分以内に終わるから
スクリューなら骨内異物 難しいから
関節内手術後のスクリューの抜釘 502503関節内異物除去術

医療事務向けレセプト算定技術へ戻る。

おすすめ

電子カルテからレセコンへのデータの紐づけができていない以外にも『見えない未収』があります
医療事務 新人への入院担当向け資料
医療事務1年目:輸血の計算方法
医療事務1年目:ギプス算定の種類
医療事務1年目:一連の解釈
新任の整形外科医の算定漏れが多い:SAB注射の算定