病名略語でレセプトチェックしよう

異物除去や摘出の点数の種類の算定の考え方

人間にはいっぱい穴があって、大抵は行き止まりです。しかもどこも使っているので詰まると困ります。
何かが詰まってそれを取る時は異物除去の点数で算定します。

皮膚の中や、切り開かないと取れない場所に異物がある場合、摘出術で算定します。

ちなみに異物と言うのは、人間の細胞にとって不要な物体のことです。
除去も摘出も、場所や難しさによって点数が違います。
まずは、どんな種類の点数があるのか見てみましょう。

異物除去、異物摘出の点数の種類

結膜異物除去(1眼瞼ごと)
指の皮下異物は 麻酔使えば 皮膚切開が妥当
筋肉内異物摘出術
手掌異物摘出術
足底異物摘出術
結膜下異物除去術
角膜・強膜異物除去術
外耳道異物除去術(単純なもの)
外耳道異物除去術(複雑なもの)
鼻内異物摘出術
咽頭異物摘出術(簡単なもの)
咽頭異物摘出術(複雑なもの)
喉頭異物摘出術(直達鏡によらないもの)
喉頭異物摘出術(直達鏡によるもの)
気管異物除去術(直達鏡によるもの)
気管支異物除去術(直達鏡によるもの)
食道・胃内異物除去摘出術(マグネットカテーテルによるもの)
内視鏡的食道及び胃内異物摘出術
内視鏡的結腸異物摘出術
直腸異物除去術(経肛門(内視鏡によるもの))
膀胱異物摘出術(膀胱高位切開術)
尿道異物摘出術(前部尿道)
尿道異物摘出術(後部尿道)

参考に異物除去、異物摘出の算定アイデア

算定には算定根拠と、医療行為がその他のどの点数の術式や方法に似ているかを参考にすれば、その処置がどれぐらいの点数なのかはわかります。
逆に、その医療行為がどれぐらいの点数でなければならないのかと言うのもわかってきます。

●泌尿器科での凝血除去、コアグラという、膀胱に詰まる血がちょっとだけ固まった塊。
ファイバー下なら膀胱異物除去3150点で算定しても差し支えないです。

●指の異物、指には筋肉がないので筋肉内異物とれない

●咽頭異物は簡単なものだが、喉頭鏡まで使っていたら複雑なもので取る。
だが喀痰吸引程度であればそれでとる。
ブロンコまでやっていたら気管支ファイバーBF2500点も入れる
それよりも奥ならば、内視鏡的食道及び胃内異物摘出術もある。

●陰茎部のおもちゃ摘出は今のところ筋肉内異物2840点で算定でほどほど。

●整形で抜釘が必要な手術をしたら、手術後という病名を手術した日につける。

●骨内異物 簡単な抜釘は取ることができない だから詳記を書けばいい
スクリューの抜釘 関節内異物除去術

●抜釘だが、鎖骨などは骨内異物除去術 鎖骨 2900点でとる。

●抜釘創傷処理1250点ぐらい 骨まで達するでとる 術後抜釘というコメント

私の職場では手術がないので、整形については簡単に飛ばしましたが、
手術によって骨を固定するために体内に入れた異物、プレートやワイヤー、スクリューは、
手術した時点での術式(関節内固定であれば関節内異物で算定)と合わせて抜釘時算定しましょう

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