病名略語でレセプトチェックしよう

2年後の心身医学療法の病名(心身症)のつけ方

心身医学療法、小児科があるなら小児特定疾患カウンセリング料。
小児カウンセリング料は点数が高く、2年算定できる。
2年後、心身医学療法を引き続き算定する。
その際の病名の注意点をご紹介します。

心身医学療法(1回につき)

1入院中の患者150点
2外来患者、イ初診時110点、ロ再診時80点

精神科を標榜しない病院でも算定可能。
初診の日は30分以上の診療時間が必要。開始終了時間カルテ記載必要。
20歳未満は2倍の点数になる。

これに関連する項目として、小児特定疾患カウンセリング料がある。
20歳未満で小児科を標榜しているなら、こちら算定すると点数が高くなる。

小児特定疾患カウンセリング料

イ月の1回目500点
ロ月の2回目400点
2年を限度に月二回限り算定できる。(初回算定日が必要ということ)
※対象となる患者があり、本に載っている。心身症病名があればいい。

心身症病名のつけ方

小児特定疾患カウンセリング料の対象病名では、
広汎性発達障害(心身症)、注意欠陥多動性障害(心身症)、自閉症(心身症)、アスペルガー症候群(心身症)で算定可能だが、 2年経過後、算定できなくなるので点数は心身医学療法の点数に切り替えて算定する。

その場合、心身症病名を付け直す必要がある。
なぜなら、心身医学療法は身体的な病名に対し心身症とつける必要があるからです。

小児特定疾患カウンセリング2年経過後の心身医学療法の病名例

乳児期〜幼稚園

乳児で消化器系疾患(嘔吐や繰り返す腹痛、下痢、便秘)、心因性発熱、脱毛、アトピー性皮膚炎には、 その「症状名+(心身症)」とつけてください。
例えば、嘔吐吐き気=周期性嘔吐症(心身症)、チック症など。
(幼児の場合は心身症と家族に認識されない場合もあります)

小学校高学年

起立性調節障害(心身症)など。

中学校〜

摂食障害(心身症)、過敏性腸症候群(心身症)、過換気症候群(心身症)など。

他にも
胸が痛いなど、心臓痛(心身症)
眠り薬、不眠症(心身症)
などがあります。

小児特定疾患カウンセリング料の2年経過時に、発達障害などのような小児特定疾患を心身症にすると査定されるので注意。
適切な指導や治療で治さないと大人になっても症状を持越し長引き、一生ものになるかもしれない。