病名略語でレセプトチェックしよう

レセプトで病名省略、つけなくていい病名がある理由

よく、風邪の時の腸炎の薬とか、なにかの飲み合わせの胃薬の時、
いちいち感冒性胃腸炎炎や薬剤性胃炎の病名をつけていないと思います。
他にも、向精神薬が出ている方のスクリーニング採血の時に肝機能障害もつけてないと思います。
大抵、そういうつけるつけないの判断を経験でやるから、新人の医療事務が悩むわけです。つけなくていい病名がわからないと。

病名をつけないでいいパターンの場合、なぜつけなくていいか明確に理由があります。

その病名を付けない理由というのは175円以下の副傷病名は省略可能というルールです。
要約は以下に掲載されています。
(大阪府保険医協会・勤務医フォーラム)

感冒、胃炎など175円以下の副傷病名は 省略可能

この記載されている内容によると、レセプトで病名が省略できる薬剤として、
1.健胃消化剤、2.下剤・浣腸剤、3.眠剤、4.解熱鎮痛消炎剤、5.去たん剤及び鎮咳去たん剤、6.感冒薬
などがあげられています。

逆に省略できない薬剤として、1.血管拡張剤、2.血圧降下剤、 3.副腎ホルモン剤、 4.高脂血症用剤
があげられています。

ようは、クリニック向きですね。
さらに省略で切るできないの判断は臨床現場の医師による判断にゆだねられていると。

レセプトの病名を省略できる事は、業務の負担が軽くなると言うことと、
多少のミスがあっても軽減されるということでしょうか。
レセプト作成時っていうのは結構病名の付け忘れ、疑い病名の付け忘れなどがありますが、
いちいちそれで減点や再審査されていてもたまりません。
そういうのの緩和対応的な感じがします。

こうして、どの病名が省略できててきないのかというのが書面で書かれているので、
医療事務にとっては非常に有益な情報なのでは?と思ったので取り上げさせていただきました。

総合病院では、疑い病名は5個までというルールがあるところもあります。
過剰検査をしているという問題があるためです。
(患者単価を上げるためには検査はかかせないし、膠原病などの難しい患者の病気発見にも検査はかかせない)
複数の検査が「類推できる病気の範囲」であれば疑い病名を削ることも可能ということですね。

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